Do not forget FUKUSHIMA !
南相馬市の環境カウンセラー長澤利枝の現地レポート
長澤利枝さんは、福島県南相馬市在住の環境カウンセラーで、環境カウンセラー全国連合会(ECU)の元副理事長、福島県環境カウンセラー協会元会長です。ECUでは、現地からの環境カウンセラーのレポートは大変貴重であると判断し、レポートを公開することにいたしました。なお、レポートの内容はあくまでも長澤さん個人の見解を反映したものであり、ECUの見解ではありません。「忘れないこと」の大切さを共有していただければ幸いです。 ECU 佐々木進市
福島県南相馬市から皆様へ
『東日本大震災』 から11年になります。この歳月は被災地にとって、長かったのか、短かったのか即座に判断できないことです。
20km圏外の復興・復旧はほぼ完了。嵩上げされた防潮堤の陸側は、圃場整備地にソーラーパネルがどこまでも続いています。かつての田園風景は見当たりません。国家プロジェクト 『イノベーション・コースト構想』 は、被災地の再生を推進。エネルギー、ロボット、廃炉、農林水産、産業集積分野で、新たな地域づくりを目指しています。南相馬市は 『ロボットテストフィールド』 が知名度を上げています。
ここ2年で、産業集積、交流人口の効果が表れています。
一方、私たちの生活は、これまでになく人と人との繋がりが薄れていきます。市民による地域づくりは衰退しています。新たなコミュニケーションの構築が、課題になっています。震災から11年、複雑な生活環境に馴染めない私たちです。国主導の地域再生、地域住民のまちづくり、南相馬市はその狭間にあります。
忘れないで 福島!
福島県 環境カウンセラー 長澤 利枝
2022年2月2日
2023年『東日本大震災』』記録
2012年から2020年 仲間たちと続けた再生事業
2019年度『福島の仲間たちとの交流会』実施報告書
東日本大震災9年の経過

「震災」の逆境を乗り越えて、ひたむきに生きてきた5人の方から、8年7ヶ月後の今をお話しいただきました。お忙しい中、心情を吐露していただいた皆様に、心から感謝申し上げます。
長澤 利枝
2019.09.05

友人で千葉県の環境カウンセラー倉田智子さんから、今年の夏にわたしたちの町を訪問していただいた時のレポートが届きました。
「福島を伝える会」の倉田智子さんと竹山和代さんの作成です。ぜひ御覧ください。
長澤利枝
2019.09.05

未曾有の災害『東日本大震災』
地震・津波・原発事故ですべてが失われた。
あの日から8年2ヶ月を経た被災地は、今も厳しい環境にある。
長澤利枝
2019.05.05