NPO法人環境カウンセラー全国連合会
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ESD by ECU  /  ECUのESD


わたしたちは市民部門、事業者部門に共通する環境カウンセラーの基本的職分としてESDを位置付けています。わたしたちは学校、企業及び組織、社会などでESDの普及に努めます。

 We see ESD as a fundamental part of the job description of environmental counselors in both the civic and business sectors. We strive to promote ESD in schools, businesses and organizations, and in society.


ESDの定義 / Definition of ESD

ECUではESDを次のように定義します。なお、ESDの定義は「オンゴーイング(ongoing)」であるといわれることがあります。ECUの定義も例外ではありません。

ESDとは

「持続可能な社会をつくることができる人材をつくるための教育」

Education to make the talented person who can make sustainable society.

である。 


環境教育の定義 / Definition of the environmental education

(環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律 第二条3項)

この法律において「環境教育」とは、持続可能な社会の構築を目指して、家庭、学校、職場、地域その他のあらゆる場において、環境と社会、経済及び文化とのつながりその他環境の保全についての理解を深めるために行われる環境の保全に関する教育及び学習をいう。


環境カウンセリングの定義 / Definition of the environmental counseling

(環境カウンセラー登録制度実施規程 第二条1項)

環境保全活動を行おうとする者に対して環境保全及び環境保全活動に関する知識の付与並びに環境保全活動に関する助言又は指導


環境カウンセリングにおける二大知識

ECUではESDにおける世界共通の知識プラットフォームとして次の二大知識を取り上げます。



ESD普及のチェックポイント

1.分かりやすいか easy to understand

2.伝わりやすいか easy to express

3.広まりやすいか easy to spread out


ケーススタディ・メソッドによる教育・学習

世間一般の人に伝わらないような抽象的議論を廃して、ESDを広く社会に役立つものとして開放するためには、ESDの究極の目的である「持続可能な社会の構築」を前面に出した教育・学習が必要です。

そのために、わたしたちは次の3つの社会のCase studyを通じた教育・学習を行います。

1.「持続した社会 The society which lasted」のCase study

2.「持続しなかった社会 The society which did not last」のCase study

3.「持続しないかもしれない社会 The society which may not last」のCase study


持続可能性の四側面

「持続可能性」には環境、経済、社会、文化という四つの主要な「側面」があります。

"A sustainability" has four main "aspects" of environment, economy, society, the culture.

四つの側面は本来一体的なもの・状態であり、機械部品のようなそれぞれに「分離可能な要素」ではありません。このことを理解することはきわめて重要です。

なお、ECUで「持続可能な社会」というときは、側面の一つとしての社会ではなく、これら四側面をもつ全体を指しています。




「持続可能性」に関する概念の研究

Study of the concept on "sustainability" 

専門知識を要求されることになりますが、Case studyと平行して「持続可能性」という概念自体を深く研究する必要があります。

当然、この研究はいわゆる「環境」、「教育」といった狭い専門分野の中で完結する問題ではありません。それは、従来の「細分化指向の専門」ではなく、広義の社会の持続性を成立させている「つながり」、「関連性」に着目する「全体指向の専門」的力量が必要な新しい研究分野であるということができるでしょう。


バックキャスティング・メソッドにより未来社会ビジョン・シナリオと今をつなぐ

教育・学習の重要な成果の一つは望ましい未来社会のビジョンやシナリオを構築することです。そして、そのビジョンやシナリオから現在をみたとき、そこに到達するためには今の社会の何をどう改革しなければならないのか。わたしたちの視点が未来から再び今に戻ってくることになります。未来から今を考えるバックキャスティング・メソッド(Back casting method)はESDでは特に重要です。

このようにESDはわたしたち市民が社会のあらゆる場に関与し、理想の未来に向かって今を改革するための大切なツールなのです。


(現場の声の紹介)

ESD普及の阻害要因(参考) / The factor that disturbs the spread of ESD

持続可能な開発のための教育(ESD)の更なる推進に向けて

平成27年8月4日

日本ユネスコ国内委員会教育小委員会ESD特別分科会

https://www.eeel.go.jp/news/?news_id=3764

10年以上やってきても、なかなか普及しないESD。

左の「理由」をみると、環境カウンセラーの出番がたくさんあることがわかります。

ぜひ、わたしたち環境カウンセラーにご相談いただきたいと思います。


まずは、ECUにご連絡ください。



(参考になる考え方の紹介)

「ESDを踏まえた環境教育」推進ガイドブック 〜今までの学習指導を見直してみよう〜

平成 21 年3月 神奈川県立総合教育センター

わたしたちはこのガイドブックで提唱している考え方を大変高く評価しています。


(抜粋)

Q2.「ESDを踏まえた環境教育」とは何ですか。 

A2.「ESDの核」の考え方を取り入れた環境教育です。「ESDの核」とは、

持続可能 な社会を目指す「価値観」、そのために必要な「能力」、そしてこれらをはぐくむため の「学び方・教え方」の三つのことです。また、それらのねらいは、現行の学習指導 要領ではぐくんでいる「生きる力」のねらいと大きく重なります。 

GO! → 8ページ~ 

Q3.「ESDを踏まえた環境教育」とそうではない環境教育の違いは何ですか。 

A3.持続可能な社会の担い手へと児童・生徒をはぐくむような環境教育であるかどうかが 大きな違いです。持続可能な社会をつくるために必要な「価値観」や「能力」を身に 付けるためには、児童・生徒が自ら考え、行動するような「学び方・教え方」が大切 で す 。 GO ! → 1 1 ペ ー ジ ~ 


詳しくは こちら をご覧ください。

http://www.edu-ctr.pref.kanagawa.jp/kankoubutu/h20/pdf/esd.pdf



(参考になる考え方の紹介)

ESDを「SDのためのE」と直訳しない方法の例

公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター (ACCU) では、

「ESDは持続可能な社会づくりを目指す活動です」と表現しています。

わたしたちはこの方法を高く評価いたします。

わたしたちはESDと持続可能な社会を直接つなげて説明することが、ESDの理解を促進させることにつながると考えています。

図はACCUのホームページ http://accu.or.jp/jp/index.html から抜粋させていただきました。2015-07-31現在


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